高齢の老猫がかかりやすい病気と特徴を解説

鈴木さん
高齢猫がかかりやすい病気にはどのようなものがありますか?

腎臓系の病気

猫がかかりやすい病気1位

高齢猫がかかりやすい病気として最も知られているのが腎臓系の病気です。特に高齢猫がかかりやすい「慢性腎不全」は、猫の死亡原因として最も多いと言われている病気です。

高齢で腎機能が衰える

腎臓は体の中にある老廃物をキャッチして尿として排泄する働きがあります。この腎機能が歳をとると衰え、正常に機能しなくなることから、常に体の中に老廃物が溜まり慢性腎不全の状態になります。

尿が出ない、水を沢山飲む

猫が何度もトイレに行くのに尿は出ない、水を沢山飲むなどの症状がある場合は腎臓系の病気の疑いがあります。

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ガン(腫瘍)

体の様々な場所に

体の様々な器官に現れるガン(腫瘍)は猫においても病気にかかる可能性は高いです。

特に高齢になると免疫力が低下し、正常な細胞が上手く作り出せなくなることからガンの症状が出てきやすくなると言われています。

リンパ種や血液

臓器や体のいたる場所にできガン腫瘍ですが、老猫はリンパ種や血液にできるガンが多いとされています。

猫白血病への感染が原因として大きく、他の病気も併発している可能性があります。

心臓の病気

急に亡くなってしまうことも

生きるために常に機能してもらわなければならない心臓。

猫は心筋症になりやすいです。しかも症状がわかりにくく急に心臓機能が停止して亡くなってしまうこともあります。

心臓病になりやすい猫種も

先天的に遺伝で心臓の病気になりやすい猫種もいます。メインクーンやラグドール、アメリカンショートヘアなどは肥大型心筋症になりやすく、心機能に異常をきたすことがあります。

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ホルモン分泌器官の病気

糖尿病や甲状腺機能亢進症

ホルモン分泌器官の病気とは、いわゆる糖尿病や甲状腺機能亢進症など、ホルモンを分泌する器官の問題によって引き起こされる病気です。

ホルモン分泌のバランスが崩れやすくなる高齢猫は、このような病気にかかりやすくなります。

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口腔内の病気

歯周病

高齢猫になればなるほど歯周病などの口腔内の病気はなりやすいです。猫は虫歯になりにくいことで知られていますが、歯周病は別です。

きちんと歯磨きや歯周病予防をしないと猫の歯茎がどんどん不健康になって病気になります。

高齢でひどくなる

人間も同じですが歯周病は高齢になるにつれて症状や見た目に現れ、非常に長期的に進行していく病気で、

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関節系の病気

足腰の衰え

猫も歳を取るとどうしても筋力の衰えで足腰が弱ってきて、関節にも負担がかかってきます。

体重が重い猫の場合は特に関節に炎症が出たり変形関節症になる可能性が高くなります。

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認知症(痴呆症)

猫の認知症

認知症といえば人間だけのような印象もありますが、猫の寿命が延びてきたこともあり、認知症や痴呆のような傾向が見られる老猫が増えてきています。

トイレの場所を間違えたり、少し前にしたことを何度も繰り返したり、鳴き続けたり、と理由の分からない行動が続く場合は認知症の可能性があります。

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老猫のかかりやすい病気まとめ

老猫になると成猫の頃よりも病気へのかかりやすく、病状の進行も早くなります。

また老猫の病気や症状はそのまま死に直結してしまうこともあるため「もう一日対応が早ければ」と後悔しないようによく見ていてあげましょう。