キャットフードの魚原料一覧。種類や栄養、特徴を比較まとめ!

魚 キャットフード
鈴木さん
キャットフードに使われる魚原料といえば、サーモンの印象なのですが、他にはどのような魚が使われているんですか?
猫田

確かに日本では、魚のキャットフードといえばサーモンが人気ですが、実はキャットフードには、サーモン以外にも多く種類の魚が使われていますよ。

ここでは実際にキャットフードに使われているお魚や栄養の特徴などをご紹介します。

魚系のキャットフード

肉系のキャットフードと魚系キャットフードで、どちらを選ぼうか迷われる方もいるかもしれません。また同じ魚のキャットフードでも使われる魚で栄養にどんな違いがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

ここではキャットフードに使われる魚原料とその栄養についてご紹介します。

【一覧表】キャットフードの魚原料と豊富な栄養素、表記

分類魚の種類豊富な栄養表記例
【白身魚】サーモン
タンパク質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
アスタキサンチン
ビタミンB群
ビタミンE
サーモン
サケ(鮭)
トラウトサーモン
サーモンオイル
タラ
タラ キャットフード
タンパク質
ビタミンD
ビタミンB12
ヨウ素
セレン
リン
タラ
コッド
スケソウダラ
白身魚ミール
タイ
タイ キャットフード
タンパク質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンB群
リン
セレン
マグネシウム
カリウム
タイ
マダイ
サワラ
サワラ キャットフード 魚
タンパク質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
ビタミンD
ビタミンB群
リン
亜鉛
カリウム
サワラ
スパニッシュマッカレル
トビウオ
トビウオ キャットフード
タンパク質
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンB6
ビタミンB12
リン
トビウオ
アゴ
フライングフィッシュ
カレイタンパク質
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンB群
リン
セレン
ヨウ素
カレイ
白身魚ミール
アンコウタンパク質
ビタミンB12
アンコウ
白身魚ミール
マスタンパク質
ビタミンD
ビタミンB群
リン
カリウム
マス
トラウト
白身魚ミール
スズキタンパク質
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンB群
リン
マグネシウム
スズキ
シーバス
白身魚ミール
キスタンパク質
ビタミンD
ビタミンB群
リン
シロギス
アオギス
白身魚ミール
ギンヒラスタンパク質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンB群
カリウム
リン
ギンヒラス
シルバー
メルルーサタンパク質
ビタミンB12
シルバーヘイク
ヘイク
白身魚ミール
【青魚】サバ
サバ キャットフード
タンパク質
脂質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
ビタミンD
ビタミンB群
リン
セレン
サバ
マッカレル
太平洋サバ
マグロ
マグロ キャットフード ツナ
タンパク質
ビタミンD
ビタミンB群
カリウム
リン
セレン
ツナ
マグロ
メバチ
ニシン
ニシン ヘリング キャットフード
タンパク質
オメガ3脂肪酸
(DHA・EPA)
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンB群
リン
ニシン
ヘリング
ニシン油
カツオ
カツオ キャットフード
タンパク質
オメガ3脂肪酸
ビタミンd
ビタミンB群
セレン
リン
カツオ
ボニート
イワシ
イワシ キャットフード 魚
タンパク質
オメガ3脂肪酸
(EPA・DHA)
ビタミンD
ビタミンB群
リン
セレン
イワシ
サーディン
【混合】フィッシュミール
魚 キャットフード
※配合される魚による様々な魚を混合
白身魚ミール
白身魚 キャットフード
※配合される魚による様々な白身魚を混合

魚に豊富な栄養素

鈴木さん
ぱっと見ですが、魚にはやっぱりタンパク質が多く含まれていますよね。他に共通点はありますか?
猫田

青魚・赤身に分類される魚では、脂質も多く配合される傾向があります。

この脂質には、EPAやDHAといったオメガ3脂肪酸、猫に取っての必須脂肪酸が豊富に含まれており、今必要量が見直されてきている成分でもあります。

鈴木さん
白身魚の栄養の特徴はどうですか?
猫田

反対に白身魚は脂質が少なくさっぱりとした身なので、ヘルシーなキャットフードに仕上がっている傾向があります。

ただ白身魚の中にもサーモンやタイなどように脂質が多い魚もあるので、魚それぞれで見ていくのがいいかと思いますね。

原材料名欄の表記について

猫田
海外産キャットフードでは、魚が英語で表記されていることもあるため一瞬迷われるかもしれません。
鈴木さん
マッカレル、シーバス、ヘリングなど、私もわからず日本語でなんという魚なのか調べました(笑)
猫田

意外に馴染み深い魚原料ということもあるんですよね。

ではキャットフードに使われている魚についてわかったところで、いよいよそれぞれの魚の特徴や栄養について見ていきましょう!

おすすめの魚系キャットフード!口コミ評価、評判、魚味キャットフードを一覧表で比較

2019年4月10日

【白身魚】キャットフードの魚原料と栄養素

サーモン

猫田
キャットフードで最も人気な魚原材料がサーモン(鮭)です。
鈴木さん
サーモンは赤い身なのに、白身魚なんですね。
猫田
分類では白身魚ですが、抗酸化作用をもつ「アスタキサンチン」を豊富に含んでいるため、サーモンは鮮やかなオレンジ色となっています。
鈴木さん
肉系のキャットフードでもよくサーモンは配合されていますよね。
猫田

そうですね。魚系キャットフードだけでなく、肉系のキャットフードでは「サーモンオイル」が使われることも多いです。EPAやDHAなどが多く含まれたサーモンオイルはオメガ3脂肪酸の摂取にも役立っています。

またサーモンには他にもビタミンDとビタミンB12、ナイアシンなども豊富に含まれていますよ。

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2016年12月26日

タラ

タラ キャットフード
猫田

タラは白身魚の代表格で、淡泊であっさりとしたキャットフードによく使用されています。タラは脂質、炭水化物が非常に少ないので、ヘルシーで低脂質なキャットフードを作るのにも便利な魚ですね。

また白身魚ミールの大部分はタラであるとも言われています。

鈴木さん
タラはヨウ素とセレンが豊富な変わった魚ですよね。
猫田
ドライフード製造時に不足しがちなセレンの供給にもタラは良い魚と言えます。
タラ キャットフード

キャットフードのタラ。栄養と成分の特徴、ヘルシーで低脂質ながらタンパク質やビタミンが豊富!

2019年8月23日

マス

サワラ
猫田
キャットフードでは「トラウト」という名前で利用されることが多いマス。マスはサケの仲間で、サケ科の中で「サーモンや鮭に該当しない魚」がまとめてマスと呼ばれているんですよ。
鈴木さん
そうなんですか。では同じく白身魚ですか?
猫田

はい、マスも身は赤みが強いですが、サーモンと同じく白身魚ですね。豊富なビタミンが特徴ですが、ミネラルはやや偏っているので他原材料と併用されることが多い魚です。

またマスの種類は幅広いため、白身魚に配合されることも多く、1匹のサイズも大きい物から小さい物まで様々です。

サワラ

サワラ キャットフード 魚
猫田
サワラは、見た目や味は白身魚、成分は赤身魚という赤身と白身の両方の側面をもつ面白い魚です。部位や魚によって赤身が強い魚もいれば白身が強いことも。
鈴木さん
栄養面でみれば白身魚にしては脂質が多く、脂肪酸も多く含んでいますよね。
猫田

そうですね。また平均してビタミンは豊富に含んでいます。

サワラはキャットフードのメインの原材料として使用されることは少ないですが、フィッシュミールや複数の魚と一緒に利用されることが多い印象です。

タイ

タイ キャットフード
猫田

タイは外見は赤く鮮やかな赤身のイメージが強いですが、身は白いため白身魚に分類されます。

ただ白身魚の中でタイは脂質の多い魚です。脂肪酸も豊富に含んでいます。

鈴木さん
ビタミンも、ビタミンD、E、B群と幅広く含まれていますね。ミネラルも豊富で、特にセレンの含有量は多いです。
猫田
はい、ただタイは国産キャットフードに使用されることが多く、おやつやレトルトなどウェットフードでよくみかける印象です。リンやマグネシウムの含有量が多い点が懸念されるのかもしれません。

トビウオ

トビウオ キャットフード
猫田
最長500mも飛ぶと言われているトビウオ。ちなみに英語でも「フライングフィッシュ」と呼ばれています。
鈴木さん
名前の通り、海を飛び出して胸びれを広げて飛ぶことが由来して付けられたお魚ですよね。
猫田

トビウオは見た目から青魚と言われることもありますが、栄養的には白身魚です。高タンパクでありながら、脂質量は非常に低いのは、あの運動量が関係していると言っていいでしょう。

ビタミンも豊富です。ただリンの含有量が他の魚よりも高い点は気になるところです。

【赤身魚】キャットフードの魚原料と栄養素

ニシン

ニシン ヘリング キャットフード
猫田

キャットフードでは「ヘリング」と表記されることも多いニシン。海外のキャットフードでは割とメジャーな魚原料で、ノルウェーのような大西洋で多く獲れる魚です。

実はキャットフードを製造する際は、サーモンより高値が付くお魚なんです。

鈴木さん

非常にエネルギッシュな魚でタンパク質も豊富で、アミノ酸もバランス良く含まれていますよね。

でもニシンってそんなに良い魚なんですか?

猫田

ニシンはサバ以上に脂質の多い魚で、オイルとしてもよく利用されます。

そのためカロリーは高めですが、オイルには非常に多くのオメガ3脂肪酸が含まれているので、EPAやDHAを摂取させるのにも良い魚です。

またビタミンもミネラルも豊富です。ただニシン自体の価格が高めなので、プレミアムキャットフードなどに使われることが多いですね。 

ニシン ヘリング キャットフード

キャットフードのニシン。栄養素と成分の特徴、ニシンを使ったフードを紹介

2019年7月29日

サバ

サバ キャットフード
猫田
青魚の代表格のサバ。キャットフードではサバの他に、マッカレルなどの名前で表記されることもあります。
鈴木さん
高タンパク質ですが、脂身が多くて高脂質な魚でもありますよね。
猫田

ただサバの脂質には皮膚や被毛の健康維持のために働くDHA、EPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

また血液をさらさらにして血管系の病気を予防する効果があったり、脳の活性化も期待できます。

鈴木さん
そんなに素晴らしい効果が…!
猫田

ただし、だからといってサバのように高脂質な魚の与えすぎは、黄色脂肪症の原因になるので注意。

青魚がメインのキャットフードには、だいたいビタミンEという酸化を抑える成分が配合されますが、酸化をおさえる成分が多めに配合されているかどうかは注意して見た方がいいかもしれません。

サバ キャットフード

キャットフードのサバ。栄養素と成分の特徴、脳の活性化や抗がん作用が注目!黄色脂肪症の心配は?

2019年8月20日

マグロ

マグロ キャットフード ツナ
鈴木さん
お寿司の定番ネタといえばマグロ。日本では特に人気で知らない人はいないほど知名度の高い魚ですね。
猫田

キャットフードではマグロよりもツナと表記されることが多いですが、ドライフードでメイン食材として使用されることは少ないです。

どちらかというと、猫缶やレトルトなどウェットフードや一般食で利用されていることが多い印象を持ちます。

鈴木さん

マグロは部位によって脂質量が大きく違いますが、赤身部分は高タンパクでありながら非常に低脂質で、ビタミンDやビタミンB群を多く含んでいます。

常に泳いだ状態の回遊魚のマグロは筋肉が多いため、三大栄養素の中ではタンパク質が特に豊富で、アミノ酸もバランス良く含まれています。 

マグロ キャットフード ツナ

キャットフードのマグロ。水俣病を引き起こす水銀の危険と症状を解説。

2019年9月4日

カツオ

カツオ キャットフード
猫田
日本では鰹節やダシなど和食でおなじみのカツオ。日本人の食卓に馴染み深いこともあり、カツオは国産キャットフードの風味付けなどで使用されることも多いですね。
鈴木さん
カツオ風味のキャットフードは、人間が嗅いでも香りが良いと感じますし、カツオ好きな猫も多いですよね。
猫田

そうですね。食いつきや嗜好性を重視したキャットフードでもよく使用されます。ただ海外ではカツオが使用されているキャットフードはあまり見られないようです。

栄養面では、タンパク質が多く脂質もほどほどという感じです。ビタミンD、ビタミンB群が豊富で、ミネラルでは特にセレンが多いです。またリンやマグネシウムも豊富になっています。 

カツオ キャットフード

キャットフードのカツオ。栄養素と成分の特徴、嗜好性を解説

2019年7月22日

【その他】キャットフードの魚原料と栄養素

フィッシュミール

様々な魚を混ぜて作られたフィッシュミールを使うメーカーも多いです。フィッシュミールとは、上記で紹介した魚をはじめ、様々な魚がまぜこぜに配合された粉末です。

魚が配合されていることに間違いはありませんが、その品質や魚の特定ができないため、フィッシュミールを避けて、魚の種類が特定できるキャットフードを選ぶ方も多いです。

白身魚ミール

白身魚ミールは名前の通り、白身魚に分類される魚をミールにして粉末にした原材料です。

フィッシュミールは青魚、赤身魚、白身魚すべてが対象になりますが、白身魚ミールは上記で紹介したような原材料が使用されます。

白身魚は赤身魚や青魚に比べてアレルゲンのリスクが低いので、青魚にアレルギーの出ている猫にも与えることができます。

白身魚 キャットフード

キャットフードの白身魚。アレルギーのリスクは低いがどの魚を使っているか特定できない

2019年8月21日

イエローパーチ、ウォールアイ、レッドフィッシュなど

魚 キャットフード

海外の魚系キャットフードでは日本の魚系キャットフードでは見られない珍しい魚原料も配合されています。

イエローパーチ、ウォールアイ、アミキリ、ギンヒラス、アカディアンレッドフィッシュなど、日本ではあまり一般的ではない魚も使用されています。

日本では人気の魚、世界のキャットフードは肉が主流

海外では肉が主流

日本では魚のキャットフードが人気ですが、世界的にはそれほど人気があるわけではなく、海外では圧倒的にチキンなど肉原料のキャットフードの方が好まれています。

あまり見られないターキー(七面鳥)やラビット、鹿などが使われているように、魚もその土地土地で多く獲れるものを使用している傾向にあるため、製造国によって違いがあります。

日本は周りを海に囲まれ魚が捕れるのが当たり前といった環境にありますが、海外では海のない国や地域もあるため、安定供給を考えても陸地で育てられる肉原料の方が原材料として一般的です。

おすすめ魚系キャットフードも紹介

魚系キャットフードを探すなら

猫田
魚系キャットフードは、オメガ3脂肪酸やミネラルが多くなりがちなので、肉原料メインのキャットフードよりも栄養バランスを適正にもっていくのが難しいことも。
鈴木さん
また魚系のキャットフードは国産のいわゆる激安キャットフードも多く、合成添加物や使用している原材料の心配もありますよね。
猫田

そうですね。魚系キャットフードを選ぶならやみくもに探すのではなく、きちんと原材料や成分を見ながら探しましょう。

当サイトでもおすすめの商品を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめの魚系キャットフード!口コミ評価、評判、魚味キャットフードを一覧表で比較

2019年4月10日